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ハンドドリップでコーヒースケールが無くても大丈夫?
ハンドドリップを始める時の悩みの1つは「何を買ったら良いか?揃えれば良いのか?」その中でもコーヒースケールはとても便利で、多くのバリスタが使用し、おすすめするアイテム。でも、とりあえず始めたい人やビギナーにとって、買うにはちょっと抵抗がある人も多いはず。今回はコーヒースケールがなくても大丈夫!な代用品や方法を紹介します!
コーヒースケール無しでハンドドリップを楽しむ方法!
コーヒースケールとは?
コーヒースケールとは、重さと時間を量る(計る)ことができる便利なアイテム。どれだけお湯を注いだか、何秒蒸らしたか、などを測ることができます。
ハンドドリップを美味しくするためには、重さと時間を量る(計る)ことがとても重要です。お湯やコーヒーの量で濃度は変わりますし、抽出の時間で香味のバランスが変化します。
つまりは、時間と重さが測定できれば、コーヒースケール無しでいけるわけです!
コーヒースケール無しで時間を計る
時間はスマホで十分です。お湯をかけ始めるタイミングでスマホのストップウォッチをスタートさせればOK。スマホが無くても、時間が計れれば問題ありません。
蒸らしの時間と抽出が終わる時間を測定できるアイテムが手元にあれば、コーヒースケールが無くてもいけます。
コーヒースケール無しでお湯の重さを量る
これは少し厄介ですが、クリアできます。まずはお湯の量り方。
お湯はマグカップがあれば大丈夫。沸かしたお湯をマグカップに入れれば、それだけでコーヒー一杯分に必要なお湯の量を量れます。ポイントはマグカップいっぱいにお湯を入れること。ハンドドリップの抽出時に、コーヒー豆がお湯を吸うためです。飲むのにちょうど良い量+アルファ分のお湯を量ると良いです。
また、マグカップに一度お湯を移すので、温度が冷めてしまいます。①沸かしたてのお湯を使い、②マグカップを一度温めておいてお湯を量りケトルに戻す、をすると、ちょうど良い温度のままハンドドリップができます。
コーヒースケール無しでコーヒー豆の量を量る
次にコーヒー豆の量り方。コーヒー豆は、ドリッパーを買うと付いてくる計量スプーンを使いましょう。ポイントは、豆を挽いた後に計量スプーンを使うこと。コーヒー豆は、焙煎度によって体積がかわり、品種や産地によって形や大きさが変わります。誤差をある程度無くすために、挽いた後に量るのがポイント。
また、この計量スプーンはメーカーによって量れる量が異なります。大体の目安ですが、ハリオは12g、カリタは10g、メリタは8g。ご参考に!(出典:コーヒー計量スプーン1杯の量は何gなの? 各社で違う比較)
おすすめコーヒースケール
やっぱりコーヒースケールが1つあるととっても便利。おすすめアイテムをご紹介します。
おすすめコーヒースケールその1:ハリオV60ドリップスケール
美味しさを再現するため、多くのバリスタがコーヒースケールを使用しています。もっともポピュラーで人気なのは、HARIO (ハリオ) V60 ドリップ スケール VST-2000B。コスパも良くて、扱いやすいです。ただ、数値の表示までに若干のタイムラグがあるので、注ぎすぎてしまう時もあります。ある程度慣れが必要ですね。
おすすめコーヒースケールその2:acaia コーヒースケール
これはヤバイです。acaia のコーヒースケール。反応速度がずば抜けておりタイムラグはありません。時間の測定機能についてもパターンが多く、バリスタのあらゆる要望に応えてくれます。さらに、見た目も美しいです。
ハンドドリップ向けのものと、エスプレッソ用のものと、2種類があります。性能、機能、美しさの三拍子揃った優れものです。
また、スマホアプリとも連動しており、抽出レシピのログを取ることもできます。充電式で持ち運び用のポーチ付き。最高かよ。
コーヒーのハンドドリップは料理と同じで、時間や重さを計ることがとても大切です。便利なアイテムはたくさんありますが、少しの工夫で美味しく仕上がります!いろいろとお試し頂き、ハンドドリップが大好きになったら、揃えてみるのも良いかもしれません。