コーヒー産地別の味わいまとめ。ザックリ解説!国が違うと味はどう変わる?

コーヒーの産地はどこ?

コーヒーは農産物です。

ワインのブドウやチョコレートのカカオと同じように、限られた地域で生産されています。

コーヒーは、赤道から南緯25度・北緯25度のコーヒーベルトと呼ばれる範囲で主に生産されており、

中南米エリア、アフリカエリア、アジアエリアが主な栽培圏内となります。

 

産地ごとで味が違うのはなぜか?

コーヒーはコーヒーの木から栽培される農産物です。

産地が異なれば、土壌の質や気候なども異なるため、育つ環境が変わってきます。

それにより、コーヒー豆に含まれる成分も変化してくるため、味わいが変わってくるのです。

 

産地別の味わいまとめ

それでは、産地ごとにどんな味わいの特徴があるのか、ザックリまとめます。

≪ エチオピア ≫

◇ 主な産地:イルガチェフ、シダモ、ハラー  ◇

【香味の特徴】

・フローラルで華やかな香りがあり、紅茶のように軽やか

・ナチュラル製法はベリー系、ウォッシュト製法はシトラス系の酸質と製法による違いが楽しめます。

【フレーバーの例 (ウォッシュトの場合)】

フローラル、シトラスキャンディ、ブラウンシュガー、ティーライク

 

スペシャルティコーヒーの筆頭格であるエチオピア。精製方法も多く、香味表現が多彩です。

エチオピアの浅煎りを飲んでコーヒーに目覚める人もいるほどで、多くのバリスタへ影響を与えています。

 

≪ ケニア ≫

◇ 主な産地 :ニエリ、キリニャガ、エンブ ◇

【香味の特徴】

・酸質の表現が鮮やかで、鮮明な果実感を楽しめます。

・ボディ感もミディアムからフルボディと多様で、良質なものは深煎りでも十二分に香味を発揮します。

【フレーバーの例】

ドライトマト、ブラッドオレンジやジューシーグレープフルーツ

 

ジューシーで果実感あふれる酸質が特徴のケニア。エチオピアと同じく、近年のスペシャルティコーヒー界の重鎮です。

良質なケニアは深煎りでも酸質を失うことがなく、複雑な香味を表現します。

 

≪ ブラジル ≫

◇ 主な産地 :ミナスジェライス、バイア ◇

【香味の特徴】

ナッツのようなフレーバーが最大の特徴です。

・柔らかな酸質、丸みのある香ばしさ、豊かなボディ感、浅煎りから深煎り、ブレンドの脇役まで行けるマルチプレイヤーです。

【フレーバーの例】

ローストアーモンド、シトラス、フルボディ、ダークチョコレート

 

喫茶店ブームを支えたコーヒーのひとつであり、日本でも昔から馴染みのある産地です。

浅煎りでも良質なロースト感を表現でき、どんな方でも美味しく飲める一杯です。

 

≪ グアテマラ ≫

◇ 主な産地 :アンティグア、ウエウエテナンゴ ◇ 

【香味の特徴】

・生産標高が比較的高く、コクが豊かで香味バランスに優れます。明るい柑橘系の果実感を楽しめます。

・適度なボディ感を感じ、焙煎度問わず飲みごたえがあります。

【フレーバーの例】

オレンジ、シトラス、カラメルまたはチョコレート

 

ハリのある綺麗な酸質が楽しめるグアテマラ。深煎りとも相性がいいです。

適度なボディ感を感じることができ、焙煎度合いに応じて甘さの表現が変化していきます。

浅煎りは、黒糖。中深煎りは、チョコ。深煎りは、ダークチョコレートなど。コクとボディ感を伴ったフレーバーを感じます。

 

≪ コロンビア ≫

◇ 主な産地 :ウィラ、ナリーニョ  ◇

【香味の特徴】

・産地毎で微小気候が異なり、香味特徴の把握が難しい。

・ほとんどがウォッシュト製法で作られ、シトラス系の酸質が多い。

・質感の傾向は、マイルドな印象です。

【フレーバーの例】

シトラス、柑橘系の酸、黒糖、深煎りだとダークチョコレート

 

ハイエンドな豆からコモディティ向けのものまで、生産の様子もさまざまです。

産地傾向の捉えずらいと言われるコロンビアですが、ウォッシュト製法が多く高品質な豆ほどクリーンなフレーバーです。

農園の力量がダイレクトに反映されているような印象です。

 

≪ コスタリカ ≫

◇ 主な産地 :タラス、セントラルバレー  ◇

【香味の特徴】

・ハニープロセスによるコーヒー作りが盛んで、香味表現が多彩

・生産標高により酸質が変化する傾向。高いほどハッキリし、低いほど丸みのある酸になります。

【フレーバーの例】

ストーンフルーツ系やドライフルーツ、トロピカルフルーツなどの酸質、黒糖

 

ハニープロセスによる香味表現が多彩なコスタリカ。

作り手によって味わいが異なるので、生産先ごとでフレーバーも変わってきます。

 

≪ パナマ ≫

◇主な産地 :ボケテ、ボルカン ◇

【香味の特徴】

・2004年に頭角を現したゲイシャブームの火付け役

・ゲイシャ種は、上品なフローラルさと鮮烈な果実感、心地よいボディ感があり、コーヒーとは思えない印象的な味わいがあります。

【フレーバーの例】

レモン、ブライトアシディティ、フローラル、ジャスミン

 

近年のスペシャルティコーヒー業界を賑わしているパナマゲイシャ

飲む人に鮮明な印象を植え付けるこのコーヒーは実はエチオピアのゲシャビレッジが発祥と言われています。

 

≪ インドネシア ≫

◇ 主な産地 :リントン、アチェ、カロシ、トラジャ ◇

【香味の特徴】

・段階的に乾燥工程を進めるスマトラ式で作られます。

ハーブ、スパイス、エキゾチックアーシーといった特徴的な香味があり、コクも十分で、飲みごたえバッチリ。

【フレーバーの例】

ハーバル、スパイシー、エキゾチックアーシー

 

アジア地域はハーブやスパイスといったフレーバーを感じるものが多いです。

中でもインドネシアは日本でも馴染みが深く、インドネシア・マンデリンは特に有名です。

 

 

いかがでしょうか。コーヒーを産地で選べるようになると飛び切りクールなコーヒーライフが送れます。

僕が初めて産地と精製方法でコーヒーをビシッと選べるようになったときは、なんだか嬉しかったです。

いろいろ飲み比べて、お気に入りの一杯を探してみてください!

 

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