≪ 必要なもの ≫
・コーヒー豆:20g 中細挽き
・湯量:210g、湯温は90度がおすすめです。
≪ おすすめドリッパー ≫
・コーノ式名門ドリッパー ←特におすすめ!!
・ハリオV60
このレシピでは“円錐形ドリッパー”がおすすめです。
≪ レシピ ≫
① 1投目 蒸らし
25~30gのお湯をコーヒーの表面全体へかけ、コーヒーが膨らみ切るまで蒸らす。蒸らし時間は25秒くらいが目安です。
☆ ここでポイント! ☆
飲み頃のコーヒー豆はガスを多く含んでいて、お湯をかけるとよく膨らみます。膨らみ切ったときが蒸らし完了の合図です。豆の様子を見ながら美味しいタイミングを探しましょう。
② 2投目
180~185g(合計の湯量が210gになるように)のお湯をドリッパーの中心へ、蜜を垂らすようにゆっくりと注ぎます。1分35秒~40秒くらいで抽出が完了するとベストです。
☆ ここでポイント! ☆
ドリッパーの穴の大きさが、お湯をかける範囲の目安です。円錐形ドリッパーは大きな一つ穴が空いています。その穴の大きさと同じくらいの範囲で、円を描きながらゆっくりお湯を注ぎましょう。
円錐形ドリッパーをお持ちでない場合は、直径2㎝くらいの円を意識してください。このレシピで大切なのは、コーヒー豆をお湯で満たすようにゆっくり注ぐことです。
ドリッパー内のお湯がすべて落ちきる前に、ドリッパーをサーバーから外します。お湯を注いだ時に浮かんでくる泡は雑味を含んでおり、美味しくありません。泡が落ちきる前に、ドリッパーを外します。
注いだお湯が落ちきった後、ドリッパーに沿って同じ厚みのコーヒーの層(濾過層)ができていると、美味しく抽出できた印です。丁寧に作ると、一層美味しくなります。
深煎りのコーヒーに酸質を表現しやすい円錐形ドリッパーを使用することで味わいに奥行きを持たせます。苦味だけではなく、酸質とのバランスも大切なのです。