コーヒー選びのポイント≪その②≫カフェでのコーヒー選びのポイント!産地が違うと何が違うの?

コーヒーの産地による味わいの違いをざっくり紹介します!
コーヒーは産地が違うと味わいも違ってきます。

ついつい見逃しがちですが、コーヒーは農産物です。

産地が違えば、気候や土壌など、栽培を取り巻くさまざまな環境が変わってくるのです。

これによりコーヒーの育ち方が変わり、最終的に味わいが変わってくるのです。

スペシャルティコーヒーを調べ始めると、「テロワール」という言葉を見ることがあります。
この「テロワール」の再現とポテンシャルを引き出すことは、スペシャルティコーヒーの醍醐味のひとつですね。

 

”テロワール -Terroir-”とは、 マイクロクライメイトとも言い、栽培を取り巻くさまざまな環境要因の総称です。
「土地」を意味するフランス語terreから派生した言葉(wikipedia)で、他の言語での翻訳が難しい概念です。
ワインやお茶でも同様の表現をします。

 

コーヒーに当てはめれば、土壌や日の当たり方といった地理的条件、降水量や寒暖差といった気象条件がこれにあたります。
それではコーヒーの産地ごとで、味わいにどんな特徴があるのか、ざっくり紹介していきます!

産地ごとのコーヒーの味わいまとめ!

 

ブラジル

・やはり特徴はナッツフレーバー。アーモンドやクルミ、ヘーゼルナッツなどのフレーバーを持ちます。
・生産処理はナチュラルやパルプドナチュラルがメインで、焙煎も深めな傾向です。コクを伴ったチョコレート系の甘みが多い。
・栽培標高が低いため、酸質は柔らかい印象。最高標高は1300mくらい。
・主要産地は、ミナス・ジェライスやバイア州。

 

コロンビア

・”コロンビアマイルド”と言われるように、突出した酸味はなく、コクとのバランスが良い傾向。ブレンドにもよく使われます。
・品種が混在し、国内栽培地域も南北へと長いため、テロワールがわかりにくい。

 

グアテマラ

柑橘系の明るい酸と上質なコクのバランスが良く、深煎りにも耐えられる。
・コクを伴ったチョコレート系の甘みの表現が多い傾向。
・生産方法はウォッシュトがメイン。
・2000年初期のスペシャルティコーヒーをけん引した産地のひとつ、”アンティグラ”では良質な豆が取れる。
・産地としては”ウエウエテナンゴ”も有名。一度聞いたら忘れません。

 

コスタリカ

・標高の高さに伴い柑橘系の酸が明瞭になり、コクとのバランスも良い。
・”マイクロミル”での”ハニー製法”により、個性的なコーヒーの生産が行われている。
・さまざまな品種を栽培し、生産処理によっても多彩なフレーバーを持つ傾向がある。
・アフターがちょっと豆っぽい。
・主要産地は、タラス、セントラルバレー、ウエストバレーなど。

 

パナマ

・エスメラルダ農園でのゲイシャはあまりにも有名。ライムやレモンなどの鮮やかな酸、ジャスミンのようなフローラルなフレーバー。ライトで軽やか。
・主要産地は、ボケテ、ボルカン、レナシメント。エスメラルダ農園はボケテ地区です。

 

インドネシア

・スマトラ式と呼ばれる独特な精製方法が、エキゾチックアーシーやハーブといった特徴的なフレーバーを生む。
スパイシーな印象。

・複雑で重層的なフレーバー。

エチオピア

ウォッシュトとナチュラル両方の製法を有し、各製法でキャラクターが分かれます。
・ウォッシュトはシトラス系の酸質を持ち、お茶のように軽やかでや透明感あるフレーバー。
・ナチュラルはベリー系の酸質を持ち、赤ワインのように芳醇なフレーバー。
・エチオピアは独特のフローラルなフレーバーを持ち、精製方法を問わず共通して言える。
・栽培標高は高く、ほぼ2000m級。
・有名な産地は、イルガチェフやシダモ。

 

ケニア

・ベリー系をはじめとする多彩な酸を持ち、果実感のあるジューシーな味わい。
・上質な酸とコクを持ち、深煎りでも特徴的な香味を表現できる。
・精製方法はウォッシュトがメイン。
・有名な産地は、ニエリやキリニャガ。

 

まとめ!

産地によってコーヒーの味わいに特徴があります。
最近では、カフェやコーヒースタンドでのコーヒーの品ぞろえも増えてきました。
実際にいろいろと飲み比べて、お気に入りの1杯を見つけてみましょう!

 

 

 
コーヒー豆のロースターさん10社が取り扱う、計108種類のコーヒー豆のフレーバー表現を調査し、上記の特徴を考察しました。
ネットストア上に公開されているコーヒー豆の情報を集め、産地ごとに分類し、栽培標高・生産処理方法・品種・フレーバー表現をまとめ、その傾向を見ています。
また、各種書籍からの情報で内容を補完しています。

 

ちなみに、ロースターさんは、下記の通り。2017年2月時点でのラインナップをもとに調査しました。
①UNLIMITED COFFEE ROASTERS ②堀口珈琲 ③Woodberry coffee roasters ④丸山珈琲 ⑤NOZY COFFEE  ⑥GLITCH COFFEE & ROASTERS  ⑦ONIBUS COFFEE  ⑧TRUNK COFFEE  ⑨THE COFFEE SHOP  ⑩AMAMERIA ESPRESSO
 

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